ICホログラム

http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease679.html

展示会に出展されていたらしいが、残念ながら見逃してしまった。
デザインバーコードや、カラーコード、電子透かしの利用等も含め、情報を表示するスペースをデザイン化し付加価値をもたらす製品は、新たな市場を生み出す可能性がある。
情報それ自体は不可視なRFIDであるが、インレイをベタベタ貼ってしまうことが許される場合は良しとしても、インレイのサイズが問題になったり、タグにチップの厚みで生ずるわずかな段差がファッションアパレルメーカーの要求する水準を満たさず、商談が進まなかったりするケースは少なくない。

9月出荷とのことだが、このコンセプトでは個別商談毎にアンテナデザインまで違ったものになるはず。現状、既にサンプルの入手も難しいようだが、おそらくは、よくある「タグのサンプル1000枚とR/Wの組み合わせ一式」のお試しセット様の商品が出されるのではないか。

受注生産で、価格は個別見積もり。出荷当初の1枚当たりの価格は50円程度だが、生産量を増やすことで、単価を下げていきたいという。「2010年までには、1枚当たり30円を切る価格で提供したい」(凸版印刷 情報コミュニケーション事業本部 セキュアソリューションセンター 部長の小沢達郎氏)。
http://www.itproexpo.jp/article/NEWS/20080228/294999/?ST=ittrend

という価格で実際に出荷できるならば、十分に実用化が可能な範囲と思われる。(見るところ、月産1億枚が前提とは書いていない。あるいは、個別アンテナデザイン料金は別というオチか?)

さあ、何に使おうか?と夢を膨らませてみよう。